「安心」COCOROホーチミンの運営会社は日系企業。日本の親会社は1969年創業、現在では90超のグループ会社・9000人超の従業員を抱える、東証プライム市場上場の企業です。そのような日系企業が運営し、日本人駐在員も常駐、スタッフ全員が日本語対応可能で、「安心」を提供することこそ、COCOROホーチミン最大の売りとなっています。

海外でゼロから事業を展開していく日系企業にとって、先行して市場を切り開いていく現地代表者にとって、安心できる事業基盤というのは、絶対的に必要な要素と考えます。コロナ禍で、ホーチミンでもサービスオフィスの閉鎖・撤退が相次ぎ、突然貸主から解約を言い渡され、居場所がなくなり、事業の継続性が危ぶまれた企業を多く目にしました。この事態を受けて、自社運営のサービスオフィス事業開始を決意。ベトナムに永く腰を据えてビジネスを展開してもらうために、ゆるぎない土台を入居者へ、外資企業へ提供し続けることが求められていると思います。商慣習の違いから、日本では当たり前のことがベトナムでは当たり前にはいきません。そのビジネス環境を改善できる場を提供する、これこそが、現地で10年、ビジネスを展開させて頂いた日系企業としての使命・恩返しであると認識しました。

上記の他、設備面では、セキュリティという観点でも、ビル自体のセキュリティも万全です。日系警備会社の遠隔警備も一部導入し、有人受付に加えて、監視カメラも多数設置し、万が一にも備えます。またオプションで、入館認証システムを利用して、従業員の方の勤怠管理のレポートを提供することも可能ですので、ホーチミンに常駐せずに、外部から事業を統括される方でも、安心できます。何が起こるかわからない国においても、そのリスクを最小限に抑えるよう、様々な面でサポート致します。

「快適」施設内で働く方々の目線に立って、細部にこだわりレイアウトや家具・建材の選定を行い、快適な働く環境を創り上げました。

施設の多くを占める共用部分。ここの利用の仕方は入居者によって様々です。COCOROホーチミンは、コワーキングエリアを2か所に分けて提供しています。①効率よく作業ができる集中ゾーンと、②入居者同士の交流/チーム間での打ち合わせにも適した交流ゾーン、更にはリフレッシュスペース、完全個室/半個室のオンラインブースなど、働くスペースは多種多様です。仕事内容や、気分・仲間によって働く空間を選ぶ、ABW（Activity Based Working)という考え方に基づく設計で、快適な仕事環境を提供します。

また、個室・コワーキングエリアを始め、会議室にまでも、日系メーカーの椅子を採用。長時間座っても疲れにくいこだわり抜いた椅子により、高い業務効率・パフォーマンスを維持することができます。

ソフトの面では、日本語対応可能な受付スタッフが誠心誠意皆様をサポートします。ベトナム人スタッフを採用する前段階は特に言葉の面の不便さを感じると思いますので、お気軽にスタッフにご相談ください。進出間もない時期からの数々の「わからない」「困った」「不安」に対して、できる限りお助け致します。

「つながり」日本/世界からベトナムへのビジネスを展開し、ベトナムと深く繋がっていく皆様を、オフィス空間の提供という形でサポートします。

サービスの1つのして、入居者専用ウェブサイトを用意。進出初期の「あれもしなきゃ」「こんなこと聞ける相手いないよ」「こんなこと思いつかなかった」の解決を少しでもサポートするための、情報を集約したウェブサイトを提供します。現地の法令・会計ルール・銀行口座開設方法・保険の紹介・人材探しの仕方・出張者対応等々、進出担当者が、「信頼性の高い情報」に「スムーズ」にアプローチできることを支援します。それらの初期情報を開示しており、その後も無償で弊社と提携している信頼のおける各専門家へお繋ぎ致します。少しでも早く本業へ集中し、事業を拡大できるよう、サポート致します。

また、駐在する方も、一緒に働く方も、サービスオフィスに入居する企業は少人数で、お互いの気心もわかる前段階なので、どうしても孤独感を感じがちになります。そこで、弊社主催で、施設内で定期的なイベントを開催し、入居者同士の交流も図ります。少人数でのスタートだからこそ、1人1人の従業員のモチベーションを高めるオフィス空間となるよう、ベトナム人スタッフの目線でも、必要な繋がり・サポートを提供していきます。また、外部の専門家を招いてのセミナー等の開催も予定しています。

そして、事業が順調に拡大し、次のステップとしてオフィスを拡張される段階でも、弊社のオフィスチームにて、通常オフィスの紹介が可能です。事業の継続性を意識しながら、適切なタイミングで、魅力ある物件をご提案させて頂きます。

COCOROホーチミンが入居するビルは、環境面にも配慮した設備を採用しています。二重構造の窓ガラスで遮熱性を高めたり、空調設備も最新の機材を導入し、国際的な環境認証基準であるLEED認証を取得しています。

COCOROホーチミン施設内には共用エリアに天井ファンを複数設置して、エアコンの空気を循環させ、一部だけ極端に寒いというようなベトナムによくある状況を回避します。また、木の温もりを多く感じられる建材・設計を採用しているのに加え、視覚的・精神的にも癒し効果がある植栽を共用エリアに多く散りばめています。

更には、アジアの家具業界で最初に環境評価基準（Level2認証）を取得した日系メーカーの製品や、漁で使用して不要になった網を材料としてリユースした椅子をはじめとして、地球環境を意識して家具・内装に取り入れています。環境意識が変わりつつあるベトナムで、そのような発信もしていくことも、日系企業の役目と考えています。