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ベトナムお役立ち情報

【執筆者】喜夛村次郎(Kitamura Jiro)

〇所属:ラッフルズメディカルホーチミンクリニック:総合診療科医師
〇略歴:京都大学医学部大学院卒、マサチューセッツ総合病院研究員
〇専門:総合診療、各種健康診断、メンタルヘルス
〇会社ウェブサイト:https://en.rafflesmedical.vn/
〇連絡先:ラッフルズメディカル日本語デスク (028)3824-0777

2024/07/25

【医療・健康】デジタルデトックスのすすめ

【医療・健康】デジタルデトックスのすすめ
スマホが欠かせない昨今、デジタルデトックスという考え方が注目されています。これは、デジタル機器の使用を控えてその悪影響を軽減し、心身の健康を保とうという試みです。デジタル機器の過度な使用は、私たちの目、筋骨格、精神等に負担をかけます。 たとえば、画面からの光線、瞬き回数の減少等により、疲れ目、眼痛、眼の乾燥、視力低下、頭痛等が起こります。また、悪い姿勢や長時間の同じ姿勢で、首肩の凝り、腰痛、手や指のしびれが生じます。さらに、スマホの依存性やホルモン分泌への影響による、集中力低下、生活の乱れ、睡眠障害、うつ等の精神面への影響も深刻です。 対策として、画面の輝度は暗めに、画面と顔の距離は40cm以上に保ち、椅子・机等を調整して、1時間に1~2回は席を離れ、遠くを見ながら軽く体を動かします。米国で推奨される「20-20-20ルール」(20分毎に20秒間、20フィート(約6m)先を見つめる)も参考になります。また、物理的にスマホから離れるのもいいでしょう。スマホを浴室、トイレ、寝室に持ち込まない、「ながらスマホ」はやめる、使用回数を決め、使わない時はスマホを目につかない所にしまう、スマホ無しで外出する等を実践してみましょう。そして、スマホ以外に何か興味を持てるものを見つけ、スマホから離れられれば、心身ともにリフレッシュされ、より充実した生活を送れるでしょう。 また、上記のような症状が見られた場合は、ラッフルズメディカルの総合医または眼科医にご相談ください。
健康診断
2024/03/25

ベトナムでの労働許可証取得の際の健康診断

ベトナムでの労働許可証取得の際の健康診断
ベトナムで就労する際には労働許可証の取得が必須ですが、取得のための条件の一つに、 「健康状態が良好である」、ということが定められており、申請には健康診断の受診が必要です。 ラッフルズメディカルホーチミンクリニックは、労働許可証用健診の指定医院で、 日本語通訳のサポートが付き、ベトナム人指定医師が健診を行なっています。 日々、多くの日本人にもご利用いただいています。 しかし、ご受診者の中に、検査項目の中の肝機能、 血中脂質(コレステロール)、 血糖値、が基準値を超えていて専門医の診療&治療を受けないと労働許可証の申請が不可な方が多く見受けられます。 特にベトナム生活になれ、外食、アルコールの接種が増えてきた頃の方に、 労働許可更新の際の健康診断で問題が見つかるケースが多くみられます。 スムーズな労働許可証の申請が可能であるように、定期健康診断の受診後には結果を確認し、 必要であれば日本人医師に相談し、早めに治療を受け、普段から健康的な生活に心がけてください。

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