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健康診断
2024/11/20

【医療・健康】ベトナム生活で注意したい発熱:原因、対処法、そして予防策

【医療・健康】ベトナム生活で注意したい発熱:原因、対処法、そして予防策
発熱の原因とその対処法 ベトナムでの生活やビジネス出張中に、突然の発熱に悩まされることはありませんか?特にお子さんの場合、学校などでさまざまな感染症が流行しやすく、夜間に急に発熱することも珍しくありません。このようなとき、原因を適切に判断し、冷静に対処することが重要です。 発熱の大多数は感染症によるもので、大きく「ウイルス感染」と「細菌感染」に分類されます。 「ウイルス感染」では、インフルエンザやコロナ以外には特効薬がなく、基本的には症状緩和を中心とした治療を行います。喉の痛みや咳を伴う場合は、風邪である可能性が高く、解熱剤で経過を見ても良いでしょう。 一方で、「細菌感染」の場合は、発熱以外にも倦怠感、下痢、痛みなどの症状が現れることが多く、適切な治療を受けるために早めの医療機関受診が必要です。   常備薬と予防の重要性 自宅に解熱鎮痛剤を常備しておくことは、急な発熱時の安心につながります。特に、アセトアミノフェン(別名:パラセタモール、カロナール)は、お子さんから大人まで安全に使用できる薬としておすすめです。 また、ベトナムは日本に比べて気温が高く、衛生環境が十分でない場合もあります。食べ物や飲み物は、衛生管理が行き届いた場所で調理されたものを選ぶよう心がけましょう。さらに、ワクチン接種も発熱の予防に有効です。デング熱をはじめとする一部の感染症はワクチンで予防可能なので、お子さんだけでなく大人の方もぜひご検討ください。 医療機関の活用で安心を 発熱が続いたり、体調が悪化したりした場合には、早めに医療機関を受診することが大切です。ラッフルズメディカルでは、経験豊富な日本人医師が毎日診療を行い、ワクチン接種や健康相談も対応しています。 体調の不調や予防に関するお悩みがあれば、ぜひラッフルズメディカルにご相談ください。安心してベトナム生活を送るためのパートナーとしてお役に立ちます! ▶ ご予約は、ラッフルズメディカルのLINE@106krvps または日本語デスクまでご連絡ください。
健康診断
2024/09/24

【医療・健康】ベトナムで働く日本人が直面するメンタルヘルスの課題とその対策

【医療・健康】ベトナムで働く日本人が直面するメンタルヘルスの課題とその対策
メンタルヘルスの問題は、進出企業にとって大きな課題です。多くの日本企業がベトナムに進出しており、初めての海外進出先としてベトナムを選ぶ企業も少なくありません。そこで働く日本人駐在員の多くも、ベトナムが初めての海外勤務地である場合が多く、英語や現地語に不慣れな人も少なくありません。また、日本人の少人数体制、時には一人駐在というケースも見受けられます。 少数精鋭といえば聞こえは良いですが、実際には一人ひとりの責任や業務負担が重くなり、ストレスを抱えやすい環境です。人間関係が狭まることで、上司との相性に問題がある場合など、逃げ場がなく精神的に追い込まれることもあります。さらに、ベトナムのビジネス環境は日本と大きく異なり、それもまた負担となり得ます。こうした要因が複合的に絡み合い、メンタルヘルスの問題を引き起こすことがあるのです。 メンタルヘルスの問題が深刻化すると、睡眠障害や適応障害、倦怠感や動悸などの身体的症状が現れることがあります。症状が悪化すると、ベトナム国内での治療が難しくなり、日本に帰国せざるを得ないケースも少なくありません。メンタルヘルスは仕事のパフォーマンスにも大きな影響を与えるため、日頃から問題に気を配り、早期に対処することが非常に重要です。企業としては、従業員に対する適切なサポート体制を整備するとともに、自己管理の推進がメンタルヘルスの予防と管理に不可欠です。 もし、少しでも心の不調を感じる場合は、早めに専門家に相談することが大切です。ラッフルズメディカルには日本人医師が常駐しております。伝えにくいメンタルの表現も日本語で御相談ください。早めの対応が、健康な職場生活を支える第一歩です。
健康診断
2024/05/23

ベトナムで気をつけたいお腹の病気

ベトナムで気をつけたいお腹の病気
【胃腸炎】 ベトナムに赴任されて多くの方が経験される疾患に胃腸炎があります。 まだまだ衛生面に問題のあるベトナムでは常に胃腸炎に気をつける必要があります。 水道水には特に注意が必要です。水を飲むときはミネラルウォーターを使い、ローカル屋台を利用する場合には、信用できるお店以外は避けるようにしましょう。 胃腸炎の主な症状は嘔吐、下痢、腹痛です。嘔吐が先に始まり1−2日持続します。その後下痢も出現し、下痢は1週間持続することがあります。重度の胃腸炎でない限り特別な治療方法はありませんが、脱水には十分気をつけ、自然に症状が改善するのを待ちます。 もし腹痛の症状が強い時、嘔吐や下痢が上記期間よりも長く続く場合は病院を受診する目安としてください。   【A型肝炎・腸チフス】 胃腸炎と同様に、衛生状態の悪い環境で食事をする際には十分な注意が必要です。 それぞれのウイルスと菌に汚染された食べ物を摂取することで感染します。 消化器症状が主に認めますが、他に体が黄色味を帯びる(黄疸)、高熱、血便、全身倦怠感など症状としては多彩です。 これら2つは事前に予防接種を行うことで発症を防ぐもしくは重症化を防ぐことが可能です。 上記症状を認めた場合は病院受診が必要です。日本で予防接種を完了されていない方は、一度医師にご相談ください。
健康診断
2024/03/27

狂犬病の予防接種はお済ですか?最近、ホーチミン&ハノイともに犬にかまれてご来院されるケースが散見されています。

狂犬病の予防接種はお済ですか?最近、ホーチミン&ハノイともに犬にかまれてご来院されるケースが散見されています。
ベトナムは狂犬病感染リスクが高く、毎年70人以上が死亡しています。 狂犬病は、感染すると致命的な結果を招く恐ろしい病気ですが、適切な予防接種により防ぐことが可能です。 予防接種には、 ・動物に咬まれる前に行う「暴露前予防接種」 ・咬まれた後に行う「暴露後予防接種」 があります。 特にベトナムで暮らす場合、暴露前予防接種を完了することが重要です。 なぜなら、現地では咬まれてしまった場合の治療に必要な、抗狂犬病免疫グロブリンが入手できないことがあるからです。 また地方への出張中や旅行中に、犬やサル、コウモリなどの狂犬病ウィルスを保有している可能性がある動物に咬まれたにもかかわらず、 すぐに言葉が通じる医療機関に行けない状況でも、すでに持っている免疫での防護が期待できます。 また、ワクチン投与済みならば、血液製剤であるグロブリンの投与は必要ありません。   以上の情報を踏まえ、ベトナムに滞在する日本人の皆様には、狂犬病の予防接種を確実に行うことをお勧めします。 当院でも狂犬病ワクチンの接種は可能ですので、ワクチン接種に関して質問がある方は、是非ご連絡下さい。
健康診断
2024/03/25

ベトナムでの労働許可証取得の際の健康診断

ベトナムでの労働許可証取得の際の健康診断
ベトナムで就労する際には労働許可証の取得が必須ですが、取得のための条件の一つに、 「健康状態が良好である」、ということが定められており、申請には健康診断の受診が必要です。 ラッフルズメディカルホーチミンクリニックは、労働許可証用健診の指定医院で、 日本語通訳のサポートが付き、ベトナム人指定医師が健診を行なっています。 日々、多くの日本人にもご利用いただいています。 しかし、ご受診者の中に、検査項目の中の肝機能、 血中脂質(コレステロール)、 血糖値、が基準値を超えていて専門医の診療&治療を受けないと労働許可証の申請が不可な方が多く見受けられます。 特にベトナム生活になれ、外食、アルコールの接種が増えてきた頃の方に、 労働許可更新の際の健康診断で問題が見つかるケースが多くみられます。 スムーズな労働許可証の申請が可能であるように、定期健康診断の受診後には結果を確認し、 必要であれば日本人医師に相談し、早めに治療を受け、普段から健康的な生活に心がけてください。

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